はらぺこおっち丸の日記

夫婦二人暮らし+猫一匹、ささやかな日常。

うつの薬の離脱症状が辛かった話。

約1ヶ月ぶりのブログ更新です。

すこぶる体調悪くしていました!

約3年間服用していたうつの薬を、先月から飲まなくなったのですが、そのことによる「離脱症状」に苦しんでいました。

症状が始まった頃、同じような症状を経験された方々のブログをかなり参考にさせてもらっていたので、私もブログで記録を残しておこうと思います!

 

薬をやめることになった!

3年前の9月から、「サインバルタ」という、うつの薬を毎日飲んでいました。

そして、去年の8月から仕事を休み始めて11月に退職して。

仕事をやらなくなって1年、うつの症状が落ち着いて、とっても元気になりました!

そして8月24日の診察で、サインバルタをやめてみましょうか、と先生がおっしゃいました。

やめて大丈夫なのか不安もありましたが、ついに薬をやめられる喜びも大きく、うきうきドキドキして家路につきました。

 

8月25日、断薬。

私は毎日、朝にサインバルタを飲んでいたので、診察の翌日の25日から断薬しました。

ちなみに今までサインバルタの30ミリを飲んでいて、7月に20ミリに減らしていました。

(何年か前に20ミリに減らした時はすぐダメになって戻したのですが、今回は成功しました)

20ミリより少ない薬が売られていないらしく、20から一気に0になりました。

 

まず、絶望がやってきた。

薬を飲まなくなった日、日中は元気に家事をやっていたのですが、夜になって急激に精神不安定に。

薬をやめたせいなのかな?と思いつつも、どんどん絶望的な気持ちが襲ってきて、ベッドでずっと泣いていました。

何ヶ月前まではしょっちゅうそんな感じだったので、ある意味懐かしい感覚でした。

 

動悸が始まる。

翌朝。

昨夜は泣いてしまったものの、朝起きたら復活していて、それなりに元気に過ごしました。お昼ご飯はおにぎり3つも食べました。

しかし夜、動悸が始まりました。

普段からたまに不整脈を感じていたのですが、それをひどくした感じ。

急にドキドキと胸が苦しくなって治る、をくりかえす。

あ、これは離脱症状だな、と思いました。

(先生からは離脱症状についての説明はあまりなかったけど、以前ネットで読んだことがありました)

ひどい動悸、そして吐き気、耳鳴り、腹痛、足の痺れ

次の日から、本格的な離脱症状がはじまりました。

吐き気が出始めました。

動悸もひどくなり、動悸の鼓動と同時に、耳鳴りがしました。ジャンジャン、とか、シャンシャン、みたいな音でした。

歩くと足が痺れました。

なかなか眠れない日も多くなりました。

お腹がずっと痛くて、1日3回くらい便通がありました。

サインバルタを飲み始めてから便秘気味だったのですが、それは治りました)

そんな日々が5日ほど続きました。

病院に相談。デパスを服用。

特に動悸・耳鳴りが苦しくて、とっても辛くて毎日泣いていました。

座っていても辛いのでベッドに横にならざるを得ず、ストレスがたまりました…。

ほんの5日くらいだったのに、すごく長く感じました…。

まっちゃん(夫)が家にいる時はつきっきりで面倒をみてくれたし、まっちゃんがいない時には近所に住んでいる母が来てくれたりしました。

まっちゃんや母には病院に相談に行ったほうがいい、と言われていたけど、体が辛いし、我慢すればもうすぐ良くなるのではという淡い期待や、病院行ったらサインバルタを再開させられるのではという恐怖があり、病院には行きたくないと思っていました。(せっかく薬をやめたのに元に戻りたくないと、強情を張っていました。。)

しかし8月31日、どうしても辛さに耐えられなくて、まっちゃんに病院に電話してもらいました。そして、旦那さんだけでもどうぞ、ということで相談に行ってくれました。

すると、たまたま家に余っていた「デパス」という薬が動悸に効くということで、どうしても苦しい時は飲むように指示をいただきました。

デパスは以前、眠りやすくなるように就寝前に毎日飲んでいました)

ということで、すぐにデパスを服用しました。

すぐ効くかなと思ったのですが、すぐは効かず。。

でも、デパスを飲み始めて、数日かけて、すこーしずつ良くなって行きました…

もっと早く相談してればよかったかもしれません…

回復

それからわずか2日。

9月2日はどうしても外出しなければならない用事があって、心配だったけれど、なんとか用事を済ませることができました。

4日日曜日はまっちゃんと地元の朝市に出かけることができました。

週明けからは、少しずつ家事もできるようになりました。

動悸の頻度も減っていきました。

9月9日、10日はまっちゃんと箱根の温泉でゆっくりしてきました。

(家でゆっくりしてろ、って感じですよね。いや、自分でもそう思います。でも、1番調子が悪かった頃に、温泉でゆっくりしたいよ〜〜〜とまっちゃんに懇願して泣きまくって、体調が心配だけど気分転換や、頑張ったご褒美に、ということで承諾してもらいました!)

とっても楽しくて気分転換になりましたが、やっぱり疲れて次の週からまた寝込み始めました。あーあ。

でもでも、離脱症状はほぼおさまったと思われます!!

デパスも、たまにしか飲まなくなりました。

それから

ただそのあともずっと体調が悪かったんです。。

最近台風がやたらたくさん来たこともあって頭痛、ダルさ、肩こりがひどく…。

子どもの頃から台風がくると本当に体調が悪くなるのです。

離脱症状は良くなったのに引き続き体調がすぐれず、また夜わんわん泣いたりして、そんな時はまっちゃんも道連れで眠れないのでかわいそうでした。。

9月21日に診察があり、状況を話したところ、デパスを飲んだほうがいいと言われたので、それ以降は毎日就寝前に飲むようになりました。

デパスは筋肉の緊張を和らげるので肩こり、頭痛にも効果があるのです。眠りやすくなるし。

朝なかなか起きられないけど(。-_-。)

 

まとめ

  • 離脱症状はとっても辛い
  • 私は特に動悸と耳鳴りが辛かった
  • 我慢せず、早めに医師に相談を
  • 人によるだろうけど、私は2週間くらいでだいぶ楽になった
  • そのあともなるべく無理せずのんびり過ごす

 

補足

そんなに離脱症状が苦しいなら、うつの薬を飲まないほうがいいのでは?と思う方もいるかもしれないですが、私は全くそうは思いません。

私にとって離脱症状なんて、うつの苦しみに比べればぜんぜん大したことはありません。

うつが始まったとき、薬を飲む前は、日常生活を送ることは不可能でした。

立っていても座っていても寝ていても苦しくて、生きていけませんでした。

だから、確かに離脱症状はめっちゃ大変でしたが、私はサインバルタを飲んだから今日まで生きながらえたし、感謝しています。なので、離脱症状とは快復するために通る最後の儀式みたいなものと捉え、ありがたいものだと言い聞かせていました。

とはいうものの、辛くて心が折れまくっていましたが、、

でも離脱症状はそのうちおさまるので、いま離脱症状に苦しんでいる人も、お医者さんと相談しつつ頑張って乗り越えてください!!!!