はらぺこおっち丸の日記

夫婦二人暮らし+猫一匹、ささやかな日常。

【保育士試験】実技試験当日の流れと感想

7月2日に受験した、平成29年保育士試験(前期)の実技試験の当日の流れを振り返りたいと思います。東京の会場のことしか分からないし、試験当日の流れは今後変わってしまうかもしれないけど、少しでもこれから受験する方の参考になれば幸いです!

 

会場に着くまで

私は受験地が東京都で、会場は東京家政大学板橋キャンパスでした。筆記試験時、東京都の会場は複数ありましたが、実技試験はこの1箇所のみのようです。

東京家政大学板橋キャンパスはJR埼京線十条駅から徒歩10分。

電車から降りると保育士試験受験者と思われる人でいっぱいでした。

駅を出てすぐ、受験者の行列ができていたのでそこに並びました。案内の方もたくさんいました。

この行列のまま、歩いたり止まったりしてるうちに東京家政大学に着きました。なので、道に迷う心配は一切ありません。

大学に着いてからも大行列のまま、ガイダンス会場に歩きます。ガイダンス会場がキャンパスの奥の方で、けっこう歩きました。しかも早歩きだったので、列から遅れないよう必死でした(^_^;)直射日光もキツかった(^_^;)

ガイダンス会場の建物に着いたら、着いた順に大教室に詰め込まれていきます。

いくつも教室を使うみたいで、私はたしか2階か3階の教室だったけど、私より遅く来た人たちはどんどん上の階の教室に詰め込まれていったみたいだから、早めに行って良かったと思いました(エレベーターではなく階段で移動するので、上の階の方が大変)。

 

ガイダンス会場にて

席に着くと机には封筒が置かれていて、中には注意事項と、全員の試験時間が書かれたリストなどが入っています。

リストの中から自分の受験番号を探して、自分の試験室番号と試験時間を把握します。

ちなみに私は、「言語が9時30分、音楽が10時36分」でした。午前中で終わることがわかり安堵しました。

造形は全員9時30分からでした。「造形9時30分、音楽15時」という人もいたので、待ち時間が大変そうです。

ガイダンスが8時45分から始まるので、それまでにお手洗いに行こうと思ったら、長蛇のでした。結局ガイダンス開始ギリギリに自分の席に戻りました。

ガイダンスでは、注意事項や試験の流れについて説明がありました。

それが終わったら、試験の待機室に移動しました。

 

待機室にて

待機室には、試験の20分前までに入室しなくてはなりません。

待機室に行くと、試験室番号ごとにテーブルが用意されているので、自分の試験室のテーブルを探してそこに座ります。

ただし席に限りがあるので、試験まで1時間を切った人は優先的に座れますが、座れない人は部屋の端に並べられた椅子に座ったり、建物の外で待機したりしていました。

待機している間は、のど飴をなめたり、言語の前は頭の中でお話のイメトレ、音楽の前はピアノの指使いの確認(テーブルでピアノの弾きマネ)や、模範演奏(通信教育で送られてきたもの)を繰り返し聞いたりしていました。私と同じような感じで待機している人が多かったけど、受験者同士で楽しくお話ししてるテーブルも。

そして、いよいよ試験時間が近づいてくると誘導係の方に受験番号と名前を呼ばれ、5人くらいで列になって試験室まで連れていかれます。

 

試験室にて

試験室の外の椅子で順番待ちをします。

このとき、係の人から簡単に試験の流れの説明があります。

そして自分の番になったらついに入室です。

  1. 入室したら、受験票以外の手荷物を荷物置き場に置くように言われる。
  2. 受験票の「受験番号シール」を2枚剥がして2名の採点委員に各1枚ずつ手渡し、受験票を荷物置き場に置き、採点委員の指示で氏名を言う。
  3. 採点委員の合図で、試験開始!言語の場合、ピッというタイマー音も鳴る。
  4. 試験終了。言語は3分経つまで退室できないので、時間が余ったら終了の合図まで待つ。音楽は演奏が終わったら退室。

 

試験が終わったら

試験が終わったらそのまま帰っていいのですが、疲れたのとホッとしたのとでぼんやりしてしまって、キャンパス内で完全に迷子となりました。家に帰るまでが試験、という気持ちでみなさんは気をつけてください。。

 

試験の感想

言語

  • 練習通りできたつもりだったけど、早くなってしまったみたいで、10秒くらい余ってしまった。もしかすると10秒以上かも…。
  • 子どもに見立てた椅子が2つ置いてあったので、子どもを見まわすように顔を動かしながらやったけど、緊張で笑顔がひきつり目が虚ろだったかも。

音楽

  • 普段の練習は実家の電子ピアノでやっていたが、一回だけ音楽教室のピアノ練習室を借りてアコースティックピアノで練習した。音量や弾き心地が電子ピアノと全然違ったので体験しておいて良かった。普段電子ピアノの音量を小さくして練習していたので、本番でいきなり大きい音だとびっくりしてしまったと思う。
  • 試験室の外で待ってる間、試験室から聞こえてくるピアノがとても上手に聞こえた。私は通信教育でもらった超シンプルな楽譜を使っていたが、市販の楽譜(と思われる)の演奏はとても素敵に聞こえた。でも気にしないようにした。たぶんドア越しだと、上手に聞こえるものです。
  • 試験室のピアノはアップライトピアノだった。
  • 試験開始前、緊張で椅子の高さ調節をすっかり忘れてしまった。(違和感なく弾けたので良かったのですが…)
  • 本番の出来はあまり記憶がないけど、指どころか腕まで震えて、あっという間に終わってしまった。
  • 笑顔で歌う練習をしてたけど、本番は真顔になってしまったかも。

服装について

私は下はスーツのスカート、上はニットアンサンブル(地味めのピンク)、靴は黒のシンプルなパンプスで、髪は後ろでひとつに結びました。

周りには金髪、サンダルに鮮やか色のペディキュアなんて人もいたし、なんでもいいのかもしれないけど、実技試験は面接も兼ねてるとも聞くので、無難な服を着ていった方が安心かもしれません。。

ちなみにカバンはなんでもいいとユーキャンのツイッターで言っていました。

 

【番外編】試験が終わってから後悔したこと…

  • 試験に向けて、「受験番号と氏名」を言う練習を何度もしていたのですが、実際は受験番号は言わなくて良くて、「氏名を言ってください」と言われました。でも反射的に「受験番号と氏名」を言ってしまい、余計なことを言ってしまった…と言語の試験のあと後悔。(音楽は氏名のみ言いました。)
  • 入室時の、「ドア開けて」→「ドア閉めて」→「失礼します」という流れの練習もしていたのですが、音楽の試験の時、「ドア開けて」→「ドア閉めて」→「失礼します」と言おうとしたら、言う前に採点委員の方に「受験票以外の荷物を荷物置き場に置いてください」と言われてしまいプチパニック!「失礼します」と小声でごにょごにょ言ってしまった!挙動不審になってしまったかもと、後悔。
  • 本番で自分が思っていたのと違うことが起こると咄嗟にうまく対応できなかったので、もっと臨機応変さを身につけなきゃなあと思いました。。

 

結果を見て思ったこと

先述のとおり、音楽の入室時に挙動不審になってしまい、印象が悪くなったのではないかととても不安だったし、歌やピアノが上手ではないことは自覚していたので、「音楽はやばい。言語はなんとかなったかな?」と思っていたのですが、結果は言語37点、音楽47点でした。(50点満点。30点以上で合格)

それなりにできたと思っていた言語の点数はさほど伸びず、やばいと思っていた音楽は予想外の良い点をもらえました。

この結果を見て、音楽は、音程やリズムが少しくらいズレても大きな声でハキハキ歌えれば大丈夫なんだな、と思いました。

 

最後に。

  • 実技試験緊張しました…。
  • でも周りの受験者も、たぶん採点委員も緊張してるから、自分だけじゃないと思い、気を落ち着かせました。
  • 本番は緊張して当たり前、練習通りのパフォーマンスができなくて当たり前だと思います。
  • 緊張してもちゃんとできるようになるには、練習あるのみ!と思いました。
  • これから受ける方、頑張ってください!!!