バイトリーダーへの憧れ
近所のコンビニの店員さんのお話。
まっちゃんと私は、彼女をバイトリーダーと呼ぶ。
イケイケで、堂々とした接客。
他のバイト店員を従える威圧感。
おかずクラブのゆいP似の、存在感のあるルックス。
私のゆいP好きも相まって、いつの間にかそのコンビニに行く時は、
「バイトリーダー、いるかな?」
とちょっとドキワクするようになっていた。
そして、大抵バイトリーダーはいる。
いらっしゃいませーぇ!の声が聞こえるとちょっと嬉しい。
バイトリーダーと何度か言葉を交わしたことがある。
その日は、新発売のフライドポテトを買った。
何種類かのソースやシーズニングがあり、私はマヨネーズソースを選んだ。
するとバイトリーダーは、
「2種類くらいどうぞー!」
さすが、バイトリーダーは裁量がきく。
私が、いいんですか?と聞くと、
「マヨソースね…賛否あるンスよ…。だから、2個くらい取っちゃってください!」
じゃあ…と、ロレーヌ岩塩も選んだ。
結局マヨソースで食べたのでロレーヌ岩塩はずっと家で放置されている。
後日、またフライドポテトを買いに行き、マヨソースを選ぶと、
「マヨソース、酸っぱくないスか〜?」
と、バイトリーダーに言われた。
私は酸っぱいのが好きなので、マヨソースは美味しいと思う。
でも、砕けた感じでバイトリーダーが話しかけてくれると嬉しいし、その堂々とした立ち振る舞いは、かっこいいなと思う。
私もあんな風に堂々とできたらなあ。
まっちゃんにマヨソースの話をしたら、自分の店の商品をそんな風に言うなんて、良くないんじゃないかと言っていた。さすがまっちゃん、真っ当な意見。
ちなみに、ずっとバイトリーダーと呼んでいるけど、名札の雰囲気からして、実は社員だろうと、私は思っている。
またバイトリーダーと話したいなあ!