百人一首とわたし
小学生の頃、学校で毎年百人一首大会がありました。
他にも毎年オセロ大会、五目並べ大会、将棋大会があったのですが、それらは苦手で、いつも負けてばかりでした。
将棋にいたってはルールもまともに覚えられませんでした。
それでも、百人一首大会だけは好きでした。
百人一首の和歌を覚えれば覚えるだけ、早く札を取れるようになり、勝つことができました。
それは、パッとしない、目立たない子どもだった私にとって、とても嬉しいことでした。
きれいな風景の歌、ドキドキする恋の歌、機知に富んだスマートな歌。
それらの和歌は大好きだった読書と同様、私の世界を広げてくれました。
そして中学生になり、古文の授業が始まりました。
百人一首に慣れ親しんでいたため、古文がすんなり頭に入ってきました。
やがて古文は私の1番好きな教科になりました。
古文の教科書を音読して、キッチンにいる母に聞いてもらいました。
高校を卒業してからは、古文を勉強することは無くなってしまいましたが、もしも、もう一回大学に行けたら文学部に行きたいな、っていつも思います。
でも、高校生の頃の私は、他の学部を志していて、文学部に行くことはありませんでした。
最近、大学にもう一回行くことは無理でも、また百人一首や、古文の世界に少しだけ行ってみたいなって、思うようになりました。
そこで、これからこのブログで1首ずつ百人一首の和歌を取り上げて、思ったことを書いていきたいと思います。
大したことは書けませんが、素直な気持ちで楽しんで書けるといいなと思います。
小学生の頃、母に買ってもらった百人一首の本が実家にありました。
背表紙をみたら、2千円もしたということがわかりました。
こういう本をたくさん買ってくれた親に感謝です。
これらの2冊を参考文献にして書いていこうと思います。
文献のタイトルなどは次回以降のブログにその都度載せていきます。
これから始まる百人一首ブログ、読んでくれたらうれしいです(*^_^*)
おまけ